このお店は、雑誌等のメディアに全く登場しないに関わらず、予約必須の
人気店で、とても気になっていました。
店中は照明を控えた落ち着いた感じ。店主と奥さん、二人の若いウェイトレスという構成。応対はとても丁寧で良い感じでした。メニューは1500円前後の品が中心で、午後3時半まではライスまたはパンが付きます。
まずはそのパンが登場。二人でバケット丸々1本! トースターで暖めてあり熱々。これだけで満腹になりそうです。
次にサラダ。20cm位の平皿に盛られています。これまた大盛り。
私は豚肉とブルーチーズのカツレツを、相方はハンバーグとサーモンフライのコンビを頼みました。
前者は、2枚の豚肉(厚さ5mmほど)でブルーチーズを挟んであり、デミグラスソースの上に載っていました。ソースは甘みが殆ど無く、フルボディの赤ワインを煮詰めたようなちょい渋めの味。カツレツにナイフを入れると肉汁が溢れ出し、ソースと交じり合っていきます。食べ応え十分。一口で満腹になってしまいそうなほどでした。
サーモンフライは、3cm角くらいの塊がごろっと2個。中まできれいに
火が通っています。勿論タルタルソースで。
ハンバーグは、こちらも肉汁溢れ出すもの。私は玉葱の入ったものが好きなのですが、ここのは肉!と言う感じ。これも食べ応え十分。
どちらの料理も、ワインを飲みながらゆっくり食べるのを考えて作られているように思います。午後3時前に入ったのですが、その時「5時までなら席がありますが」と言われたのは、ゆっくり食事を楽しむのを前提にしているからなのかもしれません。
なんか疲れ気味で、ちょっと油気のある肉中心にがっつり食べたい!と言う時は最適に思えます。カツレツは定番メニューで、印刷されたメニューに載っており、後者は厨房上の黒板に手書きされていました。とてもメニューは豊富です。今度はマカロニグラタンのような、違うものを食べてみたいです。