おととびのいろいろ

食べ歩き、飲み歩き、旅行について雑感を記しています。

アイラ島旅行記 - ホテルにチェックイン -

Bowmore蒸留所の門前に到着しました。
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写真は翌朝撮影したものですが、到着時は真っ暗で、重い鉄門が閉じられていました。

前もって受け取っていた情報によると、鍵はゲート裏側のキーボックスにあるとの事でした。
Lamontさんもオロオロしている私を見て不憫に思ったのか、「鍵が見つかるまでここにいる」と言ってくれました。

重い門を開いて中に入り、教えてもらっていた場所を探すと、そこにキーボックスがありました。暗証番号を入力して箱を開け、鍵を得ることができました。

Lamontさんに鍵を見せると、にこやかに去って行きました。

さて、次は部屋の場所探しです。

蒸留所に隣接(または敷地内)にあることは知っていましたが、詳しい場所までは確認していませんでした。もちろん、周りには誰もいません。
とりあえず、ゲート内に進もうとしたところ、後ろから女性が声をかけてきました。

「部屋はそっちじゃない! そこの角を左に曲がったところだ!」

一体誰だ?と思いながらその方向に行くと、彼女が部屋の前で待っていました。
後からわかったのですが、彼女はBowmore蒸留所のMargaretさんで、到着を待っていてくれたのでした。

アイラ島もそうでしたが、その前に訪れたGlasgowの人達もとても親切で、スコットランドはその様な人たちが多いのかもしれません。街の人たちが気軽に話しかけてくる大阪や京都を思い出し、親しみを感じました。

部屋の中の簡単な説明、鍵の締め方を教えてくれました。特に鍵は日本では馴染みのない方法だったので助かりました。

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写真は1階のリビングルームです。他にキッチンとトイレが1階にあり、2階に2部屋。どちらもジェットバス付きのバスルームが付いていました。

到着時は寒かったのですが、部屋内はもちろん、廊下やバスルームにもあるヒーターを全て着けたところ、暫くすると暑いほどになりました。

そして、ボウモア12年がテーブルの上に置いてありました。

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落ち着く間もなく、近くにあるCO-OP に食料品を買いに行きました。
本当に近くて、歩いて1分ほどでした。

お店は意外と広く、野菜、パン、肉、魚、冷凍食品、お菓子、なんでもありました。価格もGlasgowとほぼ一緒です。島だから割高かと思っていましたが、そうではなさそうです。
支払いはクレジットカードでOKです。
Bowmoreは島の中心地であり、そこにある唯一のスーパーだからか、夜にもかかわらず多くの人たちが買い物に来ていました。

その日は部屋で食事をしました。
フライパンや鍋に加え、オイルや塩・コショウもありました。食器洗剤、洗濯洗剤もありました。前の宿泊客が残していった物かもしれませんが、問題なく使えました。

食事後、折角ですのでバスタブに湯をためて、ジェットバスで疲れを癒しました。アイラ島の水は茶色く濁っていると聞いていたのですが、そのようなことはなく、とても綺麗な水でした。

飛行機が遅れるというトラブルはありましたが、アイラ島の人達の親切により、結果的に素晴らしい初日となりました。

明日からは、いよいよ蒸留所訪問です。