今年(2024年)、北アルプス国際芸術祭 が開催されます。
会期は 2024.9.13(金) ~ 2024.11.4(月) です。
開催に向け、各作品が制作されていますが、ボランティアとして制作に参加しました。
芸術祭のボランティアとして一般的なのは、各展示会場での受付業務かと思いますが、
作品制作補助が最も楽しいと、私は思っています。
作家さんと直接話すことができるので、作品に対する考え、思いをより理解できますし、
自分の関わった部分が作品の一部として残り、皆さんに鑑賞頂ける喜びも味わえます。
体力がないと難しかったり、汚れたりする作業も中にはありますが、
制作補助ボランティアを私はお勧めしたいです。
蠣崎誓 種の民話 ーたねのみんわー
植物の小さな種、枝、花びらなどを画材として用い、大きな絵を制作されています。
そのほんの一部をお手伝いしてきました。
制作場所は、前回(2021年)の展示会場だった「わちがい」の裏で、
家の下に水路がある素敵な家でした。
とても細かい作業を前屈みの姿勢で行なったため、腰痛持ちの私には少し辛かったです。
作業中は、休憩を取りやすいように作家さんが色々と気を使ってくださり、
また、他の参加メンバーとお話ししながらの作業でしたので、
とても楽しい時を過ごすことができました。
制作場所はエアコンの無い部屋でしたが、時折抜ける風が心地よく、
汗もかかず、大町市の気候の良さを実感しました。
作家さんの Instagram (chikainomori) に作業風景がアップされていますので、
是非そちらもご覧下さい。
コタケマン やまのえまつり
土 (泥) を絵の具として用い、大きな絵を描く祭りの準備に参加しました。
制作場所は、大町温泉郷ゲストルーム ふる里村工芸館 の裏側にある広場でした。
大きな鍋に土と水を入れ、かくはん機で混ぜ合わせた後、2回濾して滑らかな絵の具 (泥水) を作りました。
屋外での作業で、この日は見事な晴天。
日の当たる所では汗だくになりますが、日陰に入るとすぐに汗はひき、とても快適でした。
ここでも大町市の気候の良さを体感しました。
作家さん(写真ではハンモックで休憩しています)と二人での作業でしたが、
暑い事もあって度々休憩時間を設けて頂き、
色々お話もすることができて、楽しい1日となりました。
最後に信濃大町駅近くの写真です。
ジミー・リャオの作品を見ると、北アルプス国際芸術祭に来たなぁ、と感じます。
また、お店のシャッターには、大町市キャラクター「おおまぴょん」と
どのような作品になったのか、私が関わった部分は使われているのか、
気になる所です。